1.パディントン駅編

アニメ"きんいろモザイク"第1話「ふしぎの国の」にて、当時中学生の忍(以下:しの)はイギリスのアリスの家へホームステイをしに行きます。 ホームステイ先のアリスの家はロンドンからずっと西に行った先にあるコッツウォルズ地方にあり、 コッツウォルズ地方まで行けるナショナル・レール(National Rail)へ乗り換えのために訪れた駅が、パディントン駅(Paddington Station)です。


 パディントン駅は、ロンドン地下鉄(以下:Tube)とナショナル・レール(National Rail)を結ぶ大きな駅で、 ガラス屋根の開放的な構造が特徴的。ロンドン観光の際には、ほとんどの場合Tubeを使って移動することになると思いますが、 ロンドンから地方に出る場合には、National Rail等の地方へ伸びる路線の通っている駅で乗り換えることになります。


 駅構内はかなり広々としていて、いたるところに大型の電光掲示板が設置されています。 乗る列車とそのホームは常に固定ではなく、出発準備が出来次第電光掲示板にホームが表示されるようになっていました。 切符は券売機で買う方法と窓口で買う方法があり、窓口で複数人分を買ったところ、 なんかよくわからないんですが券売機での値段に対してかなり安くなったので、窓口オススメです(いい加減)。 イギリスでは同じ列車に乗る場合でも、利用者の年齢だけでなく、乗る時間帯(オンピーク・オフピーク)や人数等で値段の幅が大きいため、 よくわからない場合は窓口で買うと、親切な人であれば適切に安くしてくれるようです。


 次はパディントン駅のホームのワンカット。アニメの構図的に、4番、5番線ホームのようでした。 黄色と青と赤で塗られた列車も、日本ではあまり見られないようなデザインです。 なお余談ですが、パディントン駅は1番線と2番線以降でなぜかホームの改札が別々になっているため、 乗る列車のホームが1番線の場合、この4・5番線ホームの改札に入ってしまうと出られません。でした。 皆さんは閉じ込められないように(


 青い車体に貫くイナズマのようなデザインと、真っ赤な扉が大変いけてます。 しのが乗った電車と同じデザインですね。


 列車内の風景。しのはここで4人用の相席に座りますが、4人用の相席は各号車に2つしかなく、残念ながら座ることはできませんでした。


 しのはここから、アリスの実家の最寄駅とされている、ケンブル駅(Kemble Station)に向かいます。 ケンブル駅に行く際には、乗る列車によっては途中でスウィンドン駅(Swindon Station)で乗り換える必要があるので要注意です。 それでは次回はそのケンブル駅に行ってみたいと思います。See you next time bye!

2014/03/19 A.SAKA
※引用した画像の著作権は「原悠衣・芳文社/きんいろモザイク製作委員会」にあります。


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